TM201DのMICコネクタに不要になったLANケーブルを利用してケーブルを製作。TNCなるものは、今は売っていないらしく、手に入ったとしても高価なようである。そこで、UI-VIEW32を Packetengine を利用したソフトTNCで動かすというベタな方法。価値があるんだか、ないんだか、微妙な部分であるので、なるべく安い方法で行う事に。KENWOODのTNC付きのリグが1200と9600bpsデュアルで使えてFBであるが、このような用途にはとてもとても予算は裂けない。ソフトTNCに1200bpsシングルでいいですわ。
http://marineaprs.vs.land.to/
こちらのページがかなり詳しく記述してあるので、参考になった。
参ったのが送信回路。一体何が本当なのか、サッパリ分からなかった。ソフトTNCを使うので、PTT信号はシリアルから直接拾わなければならないのだが、イマイチ動作が分からない。結局の所PCのシリアルの4番、および7番ピンから制御信号が出ているようだ。これと5番ピンがグラウンドになっており、信号が往復している。
信号が「往復」と書いたのは、PTTを発しない、平常時はマイナス電圧がかかっている。試しにDCモードで、送信側をプラス側にして、テスターを当てると、左に振れる。テスターを逆にすると10Vくらい振っている。UI-VIEWでビーコンを送信するとソフトTNCが動作し、逆電圧に変化。正電圧で10Vまで振れるようである。
ネットをどうみても「適当に」トランジスタで回路を作れます。なんて書き方をしているサイトばかり。インチキ1級の小生にはサッパリであったが。どうやら本当に適当でいいようである。ダイオードを1箇所入れてやって、平常時のマイナス電圧をカットし、PTT動作した時の正電圧だけを、抵抗で減衰させてトランジスタのベースに送る。これが、トリガとなって、リグのPTT回路からコレクタを回ってエミッタを経由してアースに落ちる。すなわち、リグが送信動作すると、、、。
こんな訳である。抵抗もとあるサイトから、いちおう数値は引用したが、サイトによってまちまちで、本当に適当な値のものでいいようである。まぁ、KΩ級と十KΩ級にしておけばいいのではないか。TM201Dはダミーロードで動作チェック。出力してのチェックはFT-817で行った。申請中はFT-817で送信動作させるが、相互に予備機として使う。出力は5Wである。
平常時は無線でのパケット送出はOFF。WX送出だけ別設定にできるようで、通常ビーコンはネット経由で送出、WXはRF(無線)で送出して、筑波山のJJ1YDX-3にデジピートしてもらう設定とした。
実際の所はなかなか上手くいかなかった。トライ&エラーでゴテゴテした、基盤に。部品は、2ndの使わなくなった玩具や、使わないキットをブッ壊して2SC1815を発見。後は、適当な抵抗をくっつけてヨシとした。ダイオードは大量に在庫があるので、それを利用。う~ん。動作確認はしたので、後でちゃんとした部品で作りなおして、BOXに収めよう。
I-GATEマークから電波が出るのはおかしいのであるが、ちゃんと動作したという事で、堂平のWXステーションのJP1EED-13が受信したようで、送信した瞬間反映された。(凄い)。う~ん。シンボルと、SSIDは何が正しいのであろうか?。
とりあえず、運用準備は完了。
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