さて、投泊して翌31日は、桜前線を追いながら長野へ戻ってみた。中山道を国道17号から18号へ折れて、安中〜松井田界隈が桜の満開見頃か。どこに桜があったかロケハンしながら移動してみたら、信越化学の工場傍に、良さそうな場所に桜があったので1枚。線路バックの丘陵の稜線が一面桜という、好ポイントを見つけたりもしたのであるが、光線が午前の早い時間だったり、午後だったり、通りすがりの撮影ではなかなかうまく行かないものである。
信越本線 松井田ー磯部
α77+MINOLTA 80-200 F2.8 HIGHSPEED APO
115系の引退に湧いた高崎であるが、211系が主力となった春を迎えた。長年に渡り散々高崎線で見た車両であるし、外観も変わらないので、特別な感慨もある訳ではないが、妙義山をバックに桜の中を抜けて来る姿に、ようやく次の居場所に落ち着いた様子を感じられた。本来なら、もっと早く主力になってもよかったのであろうが、休車扱になったりしながら、ようやく高崎支社北部の主力となった。その分、長く115系が活躍できたという事であるが。
しなの鉄道 中軽井沢ー軽井沢
α77+SONY24-70F2.8T*
碓氷峠を登って軽井沢。桜が満開だった標高350米程の松井田界隈から、標高950米程のここまで一気に標高が上がると、まだ冬の様相である。事実、桜も例年4月末であるから、進んでいる今年も4月20日過ぎではないだろうか。それでも浅間山の雪もだいぶ解けたようで、冬景色の浅間山というイメージからはだいぶ茶色い印象となった。しかし、天気が良いというか、陽気が良いというか、上着の要らない気温で、列車を待っている間に、路傍の石に座っていると、ついウトウトしてしまい、列車通過寸前となってしまった。信州でも最も寒いエリアの部類に入る軽井沢にも確実に春が近づいている。
しなの鉄道 御代田ー平原
α77+SONY24-70F2.8T*
東京の桜が7日程早かったので、信州の桜の見頃は4月15日前後だろうか。休みの都合と、天気と、列車となかなか都合を合わせてくれないものであるが、茶色一色だった信濃の山が一斉に芽吹くのが楽しみである。
0 件のコメント:
コメントを投稿