2018年5月8日火曜日

雨の中の新潟撮影旅行(後編)



越後線 吉田−西吉田
iPhone8


弥彦線 吉田−西吉田
α77+MINOLTA80-200F2.8HIGHSPEED APO

明けて5月8日。弥彦線運用に入った34運用+35運用を併結した6連を撮る。6連は前後で別の運用のようで、途中でバラされて翌日は組み合わせが変わるはずなのであるが、前日は越後線の岩室付近で撮影して失敗したので、リベンジで弥彦線に入ったのであるが、何と昨日につづいて、水色のリニューアル色の重連の6連であった。せっかくある程度本数のあるリニューアル色であるから、重連の編成は前後違う編成で来てもらいたいものであるが、リニューアル色編成は本数が多いので重なりやすいのであるが、2日連続で上手く行かなかった。

ちなみに、この撮影地は逆側から撮ると弥彦山バックに撮れる希少なポイントなのであるが、今日は時折晴れ間の刺す曇りであるが、弥彦山は見えず、逆光があまり関係ないので架線柱処理がスッキリしている反対側から撮ってみる。

雨なのに弥彦山が見えていた昨日とは対照的である。今回のレイルマガジンの記事は相当に越後線に通い慣れた方が書いたのか、この方の紹介の撮影地はやはり理由がある場所が多い。下手にスケベ根性を出して撮ろうとすると何か、やっぱり、撮りづらい理由があるようである。通い慣れた人には敵わない。


信越本線 塚山−長鳥
α77+MINOLTA80-200F2.8HIGHSPEED APO

弥彦線のリベンジをしたので、下りの貨物2本を見送ってしまったが。高速を使って塚山に移動して、この前、スカだった、俯瞰地に登ってみる。雨が降っていたのもあって、前回の反省から、スパイク長靴に雨具を着込み、さながら山林作業のようないでたちで登るが正解だった。ここの俯瞰地は道があるようで、無く、途中傾斜がきつくて厳しいが、頂上に出ると一気に視野が開ける。
果たして、前回、まだ薄茶色だった山々は新緑の緑に包まれていた。二週間程でこうも様変わりするのだから凄い。やって来た札幌からのコンテナ列車も、赤いEF510の牽引。俯瞰地から見下ろすような距離のあるカットには赤い釜が映えるようである。水田はまだ水を入れて代掻きを始めたばかり。これからが美しい季節である。


信越本線 塚山−長鳥
α77+MINOLTA80-200F2.8HIGHSPEED APO

塚山の俯瞰では数本撮ったのであるが、散漫になるので、上りの「しらゆき」は少し奥のカットで。雨は止んで時折薄日が刺すようになったのであるが、少々煙っているようである。淡い緑の森を短い4両編成のE653系がやって来た。



信越本線 青梅川
α77+KONICA MINOLTA17-35 F2.8-4D

長野へ戻る行程を考えながらロケ地を巡る。最後は青梅川駅を米山大橋を入れて撮る。橋脚の色からも分かるように14時半となると本来の太陽光線は線路の向こう側となり完全逆光である。本来は午前の貨物列車が順光なのであるが、曇天なので、それなりの構図とする事ができた。塗り替えられたばかりの真紅の橋脚の向こうに赤い釜の牽く貨物列車がやって来た。

今回の2日がかりの新潟遠征であるが、天気に恵まれなかったのが残念であった。昨年は1日は天気に恵まれたもののロケハンの甘さが露呈、今年は雨と、なかなか上手くいかないものである。これから7月にかけては海水浴シーズン。信州の棚田や、山岳も美しい季節となるし、休日は何処へ行こうか、悩ましくも嬉しい季節となったようである。


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