2016年9月19日月曜日

第4次写真対戦~信州編(その1)


昨年から始まった夏男氏との写真撮影遠征。いつの間にか「対決」とか「対戦」というタイトルがつくようになってしまったが、私は夏男殿には遠く及ばない腕前で、、、しかし、「やり込んでいる人」と1日過ごすというのは、色々と勉強になるもので、夏男氏も時折、お題を提供してくれるので、なかなかこの、遠征シリーズは面白くもあり、ためにもなるので、ゴールデンウィークとシルバーウィークに2年続けて、行い、とうとう4回目を迎えた。

さて、今年の秋の部は9月19日(月)(敬老の日で祝日)となった。しかし、天気は生憎の雨。今年は自分が撮影に出ると本当に雨が多い。雪景色を撮りに行った浦佐駅も雨なら、会津も雨。GWの只見遠征も雨と。そして、今回はここぞとばかりに土砂降りに近い雨。事後談だが、この日だけ悪かったのではなく、シルバーウィークがらみでは、晴れた日は1日位であった。折しも台風が連続で襲来し、東北、北海道に甚大な被害を与えた週の前と言うとだいたい天気が分かるであろうか。

さて、今回は信州編という事で、ぐるりと撮影地めぐりをする筈であったが、先週偵察済であった姨捨駅についた段階で、雨は強くなったり弱くなったり。画的に暗くなるのはもちろん、撮影も、防水装備で、効率の悪い撮影となった。




篠ノ井線 姨捨
α77+MINOLTA HIGHSPEED APO 80-200F2.8 (70mm)

姨捨駅に進入する松本方面行普通列車。進入なのに、ヘッドライトが消えているし、運転士の姿が見えない。バック運転である。

さて、朝、長野に来るタンク貨物に間に合わせるつもりで来たのであるが、着いた瞬間に、1本、下って行ってしまった。まだ2本くらいある筈だと思っていたが、赤日(祝日)も日曜ダイヤのようで。貨物はそれっきり来ず、、、。釜を期待したのであるが、レギュラーの電車列車のみとなった。

115系が活躍していたのもつい最近のように思ったが、来る列車は211系とE127系(100代)ばかりである。新潟の115系も今年度限りのようだし、まだ続くと思っていた、上越線筋も211系化されるようで、JR東日本線区からは、115系の姿はいよいよ消えたようである。

変わって勢力を伸ばして来たのが211系。高崎・東北線に配置されていたクモハ車込み、耐寒仕様のグループが転属してきている。実は長野へ来たのは随分と前の話で、上越への投入が遅れた理由はよく知らないが、随分と保留車になっていた上で、投入されたようだ。

長野においては、もうすっかり主になった貫禄がある。一見、瀬戸大橋線とかJR四国カラーに似たような塗り分けである。



篠ノ井線 姨捨
α77+MINOLTA HIGHSPEED APO 80-200F2.8 (200mm)

雨が降りしきる早朝、姨捨駅で交換する211系電車とE127系電車。同じ方向から入ってきて同じ方向に去ってゆく。交換ではホームに並ぶ。スイッチバック駅独特の情景。



篠ノ井線 稲荷山-姨捨
α77+MINOLTA HIGHSPEED APO 80-200F2.8(120mm)

雨を突いて383系特急ワイドビュー「しなの」が上ってきた。屋根上で激しく雨が弾けている。新幹線のない名古屋方面への連絡特急で、運転頻度も多く、編成も長い。篠ノ井線はJR東海車を使う名古屋からの「しなの」がデフォルトで入ってきており、新宿方面へは松本で「あずさ」系に乗り換える事になる。もっとも、長野市から東京方面へは、北陸新幹線が爆速である。


篠ノ井線 姨捨
α77+MINOLTA HIGHSPEED APO 80-200F2.8 (90mm)

突如、時刻表にない列車が現れて焦った。ハイブリッド車両のHB-E300系を使ったリゾートビューふるさとである。ダイヤが疎になった時間帯の運転のようで、しばらく、松本方面行ホームに停車していた。





篠ノ井線 姨捨
α77+MINOLTA HIGHSPEED APO 80-200F2.8 (180mm)

ハイブリッドトレインの臨時列車を待たせて、383系「しなの」が坂を駆け下りてゆく。若干雨は小降りになったようだ。長野方はパノラマ型グリーン車である。どんどん入れ替わる東海道新幹線車両と対象に、JR東海の在来線車両はサイクルが長いようで、383系も息の長い車両で、パノラマ型グリーン車は90年代前半の流行りで、懐かしささえ感じるようになった。



さて、姨捨から、安曇野に転戦する。その前に、せっかく安曇野に来たのだから蕎麦を食べる。安曇野インターを降りて30分少々山の方へと登る。以前、来てよかった「穂高城」へ。いやぁ、ここは一瞬足を踏み入れると、「やってしまったか!」と思える古民家改修風の高級店のように思ってしまうのだが、料金は下手な蕎麦専門店より良心的で、また、高いだけで、少ないと思いきや、並盛で高級店で言う大盛級の量である。これはハーフ山賊セットで、信州名物の山賊と言われる、巨大から揚げのハーフが付く。ちなみに、写真のから揚げサイズ。「ハーフ」である。フルにするとこの倍の大きさのようである。







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