2016年9月12日月曜日

姨捨駅 2016 初秋

9月に入り、1エリアでは残暑厳しいようであるが0エリアではもう確実に秋の風が吹いている。

コマーシャルベースの移転にともない0エリアが活動ベースになったのだが。いざ0をベースとすると、関東から見れば、観光立県と言われ、もてはやされて、土日の旅行の対象となって、渋滞までするのであるが。いざベースとすると、休日でもなかなか出歩かないものである。そういうのを自分の中では埼玉県民の感覚に例えて、「観光地の秩父化」と勝手に呼んでいるのであるが。

さて、今日は長野に行く用事があったので、時間が余ってしまったので、フラっと姨捨駅に向かってみた。JR東日本の次期クルージングトレイン「四季島」のルートプランに入る事で沸いているが、ワサワサする前に「普段着」の姨捨駅を最後に見ておこうと思って、18号から姨捨へ登ってみた。

千曲市の市街地から登っていくのであるが、意外とすぐに着いてしまう。ここは篠ノ井線が善光寺平へ下りこむラストコース沿いで意外にも下界の市街地からは近いのである。

前回の訪問の様子はこちら
http://rokusukevillage.blogspot.jp/2009/08/blog-post_24.html
青春18きっぷの旅の折、途中下車して、次の列車の合間まで、姨捨SAまで歩いてみたようである。

今回は、ベースに帰るまで小一時間の余裕があったので、30分後に来る普通列車の合間で駅舎まわりをフラフラと歩いてみる事にした。



姨捨駅の定番カット。
通常とは逆を向いているベンチ、眼下の善光寺平。

それから、スイッチバック駅を反映した不思議な書き方になっている駅名標。

観光で来た人が列車の動きを観察していたのだが、特急が通過する時に、ホームを通過せずに、眼下へと消えて行ってしまう様を不思議がっていた。そう、前回と何が違うって、列車で来たのではないと思われる観光客が数組いた。ちなみに前回は姨捨SAのバス停から出て、下ると間もなくであるとアナウンスしたが、姨捨駅前の道を長野側へと向かうと、スマートICとの分岐の交差点の所に20台程の駐車場がある。駅前のものは月極なので停めてはいけないのと、バス転回場に指定されている。それから道も狭いので路上駐車は避けたい、何しろ崖っぷちの狭小駅である

前回訪れた時と比べて確実に観光地化している印象であった。


さて、景色の方は、台風の連続は一息ついたものの、イマイチはっきりしない天気が続いている。
遠くの山は霞んでいるが、街並みは見えている。




前回の旅行でも何気なく惹かれたポスト。
変わった所といえば「JP」のシールが貼られている事くらいか。

駅舎も外壁が白ベースだったのが塗り替えられている。クルージングトレインの長時間停車駅に指定されるらしく、駅舎のリニューアルが行われているようである。




基本的に駅員の配置はなくなったようで、待合室に加えて
事務室側もくつろぎスペースとして時間を限定して解放されている。


信号扱い所の出っ張りが元事務/運転室だった事を思いおこさせる。
事務室側に入ると、どことなく「ぽっぽ屋」的w雰囲気である。


構内をフラフラしていると13:01に交換で出発する列車が上下、立て続けにやってきた。

前の旅の列車は長野方面行き列車がヘッドライトを点灯させた側を最後尾に引上線に向けて出発する姿が違和感があったが、これまた松本方面行列車がヘッドライトが消えている側を先頭に引上線から、バックで折り返し入線してきた。(尾灯は消えているようだ)




そして、交換。

スイッチバック駅なので、停車列車同士の交換はこうして、一旦並ぶシーンが展開される。ちなみに追い抜かれる場合は写真右下の本線を特急が駆け抜けてゆく。そこそこ本数のある線のスイッチバック駅なので、スイッチバックの手間はあるが、交換、追越ともにできるので、運転上は重宝そうだ。




駅本屋は塗り替えたり、くつろぎ空間を作ったりしてリニューアルを終えたようであるが。駅舎の横では大規模工事が行われている。クルージングトレインの停車に伴って、夜景の見えるレストランというか、BARを設置するようで、駅舎の松本寄りで、工事が急ピッチで進んでいる。


前回の来訪は2009年なので7年前であるが、そう昔ではないようで、だいぶ雰囲気が変わったように思える。だいぶ観光客が増えたのと、クルージングトレイン停車へ向けての準備が進んでいる感であるが。変わらぬものといえば、ホームから見える絶景であろうか。特に夜景は綺麗であるが。

次回は夜景を見に来たくなった。




0 件のコメント:

コメントを投稿