天気はベリーファインである。標高はGPS情報では1000mくらいであるが、気温は15度はあるといった感じ。風はそよ風。どうも、路側帯という路側帯に車が停めてあるので、??と思ったら、営業が終わったゲレンデに、徒歩で上って春スキーをされる方たちの車であったようである。
ありゃ、これは肝心の「あの広い場所も駄目かな」と思ったら目当ての場所は、ゲレンデから遠いらしく、誰もいかなった。ラッキー。結構広い場所なので、回転半径を気にせず、アンテナを上げられる。
そして、、、
欲張って3バンド
12:00ごろから6m
自作4エレ八木
15:30ごろから430MHz
自作改造品、21エレ×2
17:00過ぎから7MHz
1/4λバーチカル。
結果は面白い事に6mは、どうも宇都宮を経由して結城あたりから、つくば、都心、横浜へ抜けるパスらしく。ガッツリ59で振ってくる。しかし、埼玉のローカル局は、41でカスカス。なんとかビームを調整して、53くらいまで上がったが、東京方面が楽勝で飛んでいるのに、何故と思ったらそこがVHFのグラウンドウェーブの妙で、見通しで見えていれば飛ぶが、途中に山が、あったりするととたんに聞こえなくなる。
対して、430MHzは騒然となってしまった。土曜はそもそも「コールサインを言わないお仕事車が多く」本当は静まった夜間帯に出たいのであるが、今回はどうしても、日中に撤収したかったので、やむにやまれず、土曜で厳しいと知りながら、430しかもFMで出てしまった。
正直、プリアンプを入れると、横浜あたりの、GPで5W級のラグチューが聞こえていたので。耳が悪いという事はない。ただ、モービル局は移動して、こちらの到達圏内に入ってくるのでどうにも防ぎようがない。150kmを超えるような範囲をチェックするのは容易ではないが、なんとか、空いていると思われる周波数を見つけた。
で、CQを出し始めた途端。呼ぶ局がQRMを起こすので、コールサインを言わないモービル局が怒り出すという始末。こちらには、聞こえてこないのだが、150km先のローカルエリアでは、色々あったようで、「こんなに強く、7が出てるのが聞こえないのか!」「今、小学生が応答している、少しはデリカシーというものがないのか」、、、等等、、、。だから土曜日中は厳しいのであるが、、、。
次々に呼んでもらえると、なんとかQSOできるレベルに。しかし夜間帯のように快適QSOという訳にはいかない。
しかし430は面白い。6mは山にあたると減衰するが430はあちこにに反射して四方八方に飛ぶようで、やはり茨城>東京方面のラインが強いが、バックの郡山あたりも強力に入感。なぜか、アンテナに対し90度真横の位置。水戸とかひたちなかにも筑波反射だろうか?飛んでいたようである。
IC-7100にとっては、本格運用の初戦であったが、期待以上の感度をもって受信できた。モビホに1Wですという100km以上離れた局がガッツリ59で入る。出力はベアフット最大の35W。実は50W用出力のリニアも持ってきたのであるが、同軸のNコネを搬送中に引っ張って、ズッコけて抜けてしまい、使用できず。結局FM35W出力の耐久試験に。
しかし、直下プリを入れると「空Sを激しく振る」という前評判どうり、直下を入れると、S9まで振ってしまう。しかし35W出力に対しては、プリがないと迷惑をかけるので、ほとんど、耳S、51、55、59くらいのステップで後はカツカツの41か、聞こえないというレポートしかない。
35Wでの連続送信能力であるが、IC-7100はマルチモニターモードにすると、ファイナルの温度が表示できるのであるが、送信していると温度が上がってくるが、ファンが回りだすと冷却が始まるようで、なんとか送信中は、出力制限がかかるゾーンに行かずに、持ちこたえ、相手のターンで冷却という繰り返しで1時間半運用して全く問題無しであった。
で、40m?聞かないで下さい。4局。どうもHFのフォーンは苦手なようです。移動すると必ず空振り、、、。もう、伝説級。なんで先日は吉見町で2.5WのCWでちゃんと呼ばれたのに、50Wかけて駄目なの、、、と。アンテナが垂直で、打ち上げ角がダイポールと違うのも問題なのかもしれないが。
まぁ、、、とりあえず、3バンドと欲張ってしまったが、今シーズンの幕開けの手慣らしとIC-7100Mの試験運用としては良かったのではと思った。
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