2017年12月11日月曜日

凍て付く朝、朝焼けに染まる北アルプスをバックに。


今年の冬の始まりは一気に気温が下がった感じである。長野の山はだいたい雪化粧したが、平地はまだ雪が振る事は少ない。しかしそれでも、零下5度を下回り室内でも凍る厳しい季節。

そんな中、12月9日前後は平地でもうっすらと雪が降った。雪が降った後で晴れの予報が出ていたので、イチかバチか聖高原へ行って見た。狙ったのは一瞬、常念岳が見えるポイントであるが、日の出前の一瞬、雪山が赤く光るタイミングがあるのである。

新潟は雪の国、長野は氷の国と自分は思うのであるが、新潟ではそこそこ積雪したこの日も、聖高原周辺はうっすらと積もった程度。しかし気温は低く、マイナス7度。道路は薄く積もった雪が凍ってバリバリである。列車を待つ時間が辛い。

まだ光が足りない時間、下り始発が篠ノ井に向かってゆき。石油貨物列車が通る。自分の機材では流し撮りでもしないと、ちょっと無理 。

そして、予想どうり、常念岳が赤く照らされ出した時間、E127系の4連の下り始発がやってきた。暗くてファインダーの細部が良く見えず、周囲の細い物体の処理が微妙になってしまったが。赤く照らし出された雪山バックに撮る事ができた。

このタイプのE127系は没個性的とも言われるが、意外と顔面が無骨で彫りが深いので、ステンレス車両としては面白い部類に入ると思うのであるが。

冬場は鉄道撮影スポットで雪の後の晴れと自分の休みが合うのは難しい。まだ暗いうちに起きてツルツルに凍った峠道を行くのは辛いが、もう何回か雪中撮影もしてみたいものだ。




篠ノ井線 坂北-聖高原
α77+MINOLTA 80-200 F2.8 HIGHSPEED APO





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