2016年11月28日月曜日

Youtube動画での説明ボードに良さそうなツール

夏男君とも話していたのだけど。ここの所、視聴者メディア趣向がYoutubeに移動しているのではないのかと。インターネットが普及して以来、ホームページ>掲示板>ブログ>SNSと変化してきて。ここへきて、小さな情報も動画で得ようという志向が強いように思う。

Google系ツールではそうした趣向をアナライズできるのが、去年あたりから、今年にかけて、かなり顕著になってきたように思われる。これまで、現れては下火になってきた、メディアの変遷を考えると、今はまだ底を打っていない感があるので、向こう3年はこのムーブメント傾向は続きそうな気がする。

そしてYoutubeの面白い所は、機材を揃え、計画をたてて撮影した動画より、スマホなどでやっつけ的に撮った動画の方が視聴回数も、時間も長いという傾向に。ようは、視聴者は、ネタというか、内容をよく見ているのだなと。そして、仲間に連鎖するように、自動的に紹介動画として上位ランクされるアルゴリズムなんだなと感心する。

さてさて、回る動画の典型は、特に無線などのHowToものなのだが、今までは紙に書いて、撮影していたのであるが、リスナーからホワイトボードにしたらどうか?との指摘をうけたのだが、いいものをみつけた。パイロット社製のJIKKYというボード。このパテントの商品は幼児向けの玩具としてタカラ社から「せんせい」として売られているのが有名で息の長い商品であるが。

もともと、パイロットの製品らしく。玩具でない仕様も数種売られている。原理としては鉄粉が表裏に移動するパネルで、磁石ペンでなぞると裏側の磁石が表に出てきて文字になるというもの。消すときは磁石で裏側からなぞると、鉄粉が裏側に戻って表は白くなるという単純なもの。

値段も2K円弱と安い。主な用途は伝言板や、筆談用、ペーパーレスオフィスでのメモ用などと、この時勢においても多岐に渡るようだ。使ってみた感じ。なかなか便利なツールである。




商品レビュー動画





使用例動画





   

  






2016年11月16日水曜日

紅葉の季節は終わり、厳しい冬の気配がやって来た。


北陸新幹線 軽井沢-佐久平
α77+SONY 24-70F2.8T*


木々が色づき始めた頃から、前倒し、前倒しで写真を撮っていたら、いざ見ごろになったら、危惧したとおり、コマーシャルが忙しかったり、休日に雨が降ったりであった。

今日は11月16日。東信濃では標高とロケ、場所によりけりで、見ごろの所があったり、終わり始めた所もあったりであった。ともかく、機材を持って、心残りだった御代田ストレートまで、千曲ビューラインを走る。どうやら標高600mくらいが見ごろのようで、目的地の御代田ストレートは900mほどあるのでどうか?

果たして。着いてみたら

「あっちゃ~~~」

タッチの差であった。先週の木曜休みの、雨だった日が見ごろだったようである。枯れ木主体の山にガックリ来て、機材を背負って帰ってしまおうかとも思ったが。せっかくだからと結局、13時台と14時台の列車の4本を撮ってみた。

14時22分、15時33分頃に通過するそれぞれ2本の計4本が光線的にチャンスなのであるが、完全に側面に日が回るのは15時台。しかも15時には、山間部の太陽はすぐ傍の山に沈みかけている。しかし、懸念していた、15時台の日射はギリギリで当たっているようである。角度が浅くなってエロくなった光線が、枯れ木に若干の色目をつけてくれたが。

もう秋も終わりの別荘地を疾走するE(W)7系列車。といった雰囲気となった。

次の写真は先々の写真。やはり先週が見ごろだったな。前作の温泉の記事の時に撮った写真。大屋駅前の大木がちょうどいい色をしていた。

もう東信濃は厳しい冬に入り始めている。



しなの鉄道大屋駅
α77+SONY 24-70F2.8T*

しなの鉄道大屋駅
α77+SONY 24-70F2.8T*



2016年11月3日木曜日

温泉の街、そして外湯


KYOCERA KYV33

変則的な一週間の仕事が終わると、仕事帰りに向かうところがある。休日前の買い出しに、街に出掛けた帰りに。ちょっと遠回りをして家に帰る。そこには、街から伸びてきた小さな私鉄電車の終点の駅があり、神社仏閣にかこまれた小ぢんまりとした温泉街がある。



α77+SONY 24-70F2.8T*

仕事の帰りの恰好のまま、お風呂道具をぶら下げてサンダルでカランコロンと歩いていく。一緒に歩いているのは、風呂に入りに来た、普段着の地元の人たち。



α77+SONY 24-70F2.8T*

小さな路地を曲がると突如開けた所に出て、観音様の参道に出る。地元の人は山門に向かって一礼する人も居れば、階段を上って詣でる人も居る。自分も今日は上ってみた。振り返って見下ろすと坂に貼りつくような温泉街が広がる。明かりの灯ったホテル。観光客は食事の時間だろうか。



α77+SONY 24-70F2.8T*

川沿いにある小さな外湯に入る。150円。きょう日、500円近くする東京の銭湯より安い。わざわざ隣町から、もの好きが。と思われているかどうかはさておき。毎週、同じ時間に入っていると、いい加減見知った顔の人も居る。今日、昨日の、天気や気温、そして湯温の話を挨拶代わりに風呂に入る。洗い場の湯栓を押す。軽く硫黄の臭いがする。当たり前なのだろうが、洗い場の湯も温泉である。



KYOCERA KYV33

α77+SONY 24-70F2.8T*


ああ、なんという地元感。そして、なんという贅沢だろうか。関東に居た頃はこんな雰囲気を味わうために、わざわざ出かけて来たのに、ここでは、それが日常である。そして、その日常の風景に自分も徐々に溶け込み始めたようだ。



α77+SONY 24-70F2.8T*


帰り際、駅の前を通る。街へと戻る電車が待っている。数人の観光客を降ろすと。ほぼカラの状態で折り返して行った。秋の夜長の温泉街に、ジョイント音とレールのきしむ音が響いた。