CWと並んで20世紀の遺産のような通信方法がRTTY。無線テレタイプ。テレックスという言葉は20世紀末頃まで聞いた事があるかと思うが、超遅いパソコン通信とかチャットのようなもの。昔はタイプライターから紙に出力されていた。通信社などの伝達手段としてよく使われていたようでRTTYの通信を傍受する趣味もあったようで。
で、
MMTTYというPCのサウンドカードをRTTY機器とする事ができるソフトがあったのでPCに入れてみた所、コレが面白い。送信にはケーブル等を用意しなくてはならないので面倒なのであるが、ワッチする分にはPCのサウンドカードに音声入力するだけなので、簡単、すぐに使える。当たり前であるが紙ではなく画面に出力される
慣れないと受信も難しいのであるが、MMTTYのスコープを見ながら、雑音の海の中から「ピロピロピロ」という音を発するRTTYの信号を拾い出し、同調させる。おお!入って来るではないか岡山からのようである。
画面に
QSL VIA BURO
等とCW通信のような単語が表示され始めた。
凄い速さでタイプしている。ちなみに通信速度は45ボー。機械的に毎分60文字くらいが限度のようで、チャットができればついていけると思われる。通信内容はCWのそれと同じような文面を送信するようなので、これをワッチしていてもCWの勉強のひとつになりそうだ。
ちなみにIC706の場合、ケーブルを用意すればすぐに送信できるようであり、一般的なCWのパドルより安い。
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