今日の撮影地にあった架線柱。SLの写真から振り向いた反対側である。
片側はレール。もう片方は何と、木である。街中から木製の電柱が駆逐されて久しいが、まだ木製の柱が残っている。木柱というのは、そういう使い方なのかもしれないが、原木をそのまま生かして使っているようで、枝があった場所の節の部分が凸っと出ている。柱によってはクネっているし。しかも、不思議な事に、この架線柱は鉄部だけでも、木部だけでも完結しない作り。もしかしたら、最初に建植した時からこの組み合わせ作りなのかもしれない。何故こんな鉄柱と木柱の組み合わせなのだろうか。
付近を走る東武東上線の寄居付近が軟弱地盤のため単線区間ながら、架線柱が門型になっているのであるが、多分この付近も地盤が軟弱なのかもしれない。秩父鉄道ではレールによる鉄製の架線柱を良く見るから、恐らく鉄製をベースに木で補強が入った構造なのであろう。
SLの写真の部分の柱に注目してもらいたいのであるが、立て替えられたものであるが、ローカル私鉄にしては笑ってしまうほどのゴン太のコン柱。しかも門型である。
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