昨日は上田でもまとまった雪が降った。この地方の雪は、関東で降る雪とどことなく似ていて、周囲を真っ白にして、埋めてしまうというより、少し溶けて地面が露出して、寒さで氷結するというか、独特の雰囲気である。
八木沢から別所温泉へ上ってくる所は、安全のため仕方ないのだろうが架線柱が真新しく太くなっているが、それでも、線路と道路の間に柵がなく、警報機のない踏切があったりして、地方私鉄の雰囲気が残る場所。雪を被った上田の市街地をバックに、別所温泉への坂道を電車が上って来た。
雪が降ったものの、気温は先週の寒波ほどでもなかった。ワンコも日が暮れる前に午後の散歩。雪に埋もれた道端の臭いを気にしながら凍った道をトコトコと歩いてゆく。犬は寒くても元気である。
中塩田は別所温泉や八木原と共に、擬洋風建築の駅舎が残る。かつては交換駅だったのか、タブレット装置が置いてあっただろう、信号扱い施設の張り出した出窓が目立つ。今は保線基地を除いて簡略化されてしまったが、うねる線路が往時を物語る。
今年も良い事がありますように。
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