2016年4月25日月曜日

鉄っちゃんバー(アクセサリープレート)装着

去年から欲しい欲しいと思っていた、アクセサリープレートを導入した。バータイプにしようか、プレートタイプにしようか迷ったのであるが、直接座らせた時の安定が良さそうなのでSLIKのプレートタイプを選んだ。

サブ機のマウント法においてあぁでもないこうでもないと考えていたのだが、結論として、メイン機はα77で決まりなのだが、サブ機はシチュエーションによって変わる。フィルム機だったり、デジタルサブ機だったり、ビデオカメラだったり、コンデジだったり、はたまた、スマホまで。その辺、色々と対応できそうである。ちなみにメイン側は、クイックシューを取り付け、サブ側は昔使っていた自由雲代を引っ張り出して、メインとは独立して、調整できるように自由雲台を介してクイッックシューが噛んでいる構成。つまり、三脚についている大型の2軸雲台は、アクセサリープレートごと回して、メイン機の構図を構成して、サブ機は別の雲台で、構図を調整する事とした。

まだセッティングしてみただけで、実戦で使っていないが、案外不安定になるかと思ったら、さにもあらず、、、でも、三脚がカーボンで軽量なので、サンドバックを下げた方が無難かも。



標準的な組み合わせの、デジタルメイン機とフィルム機の組み合わせ、メイン機を右手で操作し、メイン機はドライブを切って、サブ機はレリーズで構えて、置きピン位置に対象物が到達したら、シャッター操作する手順。



何故か、後方から見た感じの方がかなりの、威圧感がある。たかだか横に並べただけなのに、かなりヤバい撮りテツの臭いがするセットになった。




   



2016年4月20日水曜日

去りゆく国鉄世代。そして新世代へ。

 6エリア氏からSNSで無言の圧力がかかった。どうやら新潟の115系の廃車回送が行われるらしい。先日、E129系が凄まじい勢いで投入されている、新潟の空気をじかに感じたので、廃車回送のそれ自体は日常になっているのだが。今日は4両、L編成2本しかも湘南色と緑色の新潟色の混色(L9+L10編成)で来ると言うのだ。

末期色として湘南色になった編成は、確か2本しかなかったと思ったので、もう撮れないかもしれない。しかも綺麗に晴れ渡った空である。

なんとか、午後の仕事をヤリクリして、フキギョウの上りポイントに構える。

果たして......


高崎線 行田-吹上
 α77+MINOLTA 80-200F2.8 HIGH SPEED APO

あちゃ~~~~。正面から望遠圧縮して、長大編成(それでも15連で運用されていた頃と比べると大した事ないが)の迫力を出そうと思ったのであるが。

来る、来る、来る。パンタグラフが迫ってくる(大汗)

切れる、串刺しになる、

ダラララララ.........連写。

はい。。。終了。

悔しいので一コマ前が使えそうなので、両サイドを落として、縦面に切ってみた。


何とか使えるんでねぇべか(トリミング)






さて、しかし、面白い出来事もあった。突如JRの軽自動車が来て、JRの名札を付けた方が降りてきてしかも話しかけてきた。

(やばい、怒られる!)

と思ったが、何を撮るのか聞かれ、おもむろにダイヤグラムを見る社員氏。

「う~~~ん、配の9736これかな。」

私たちは大汗であったが、社員氏は


「珍しい列車なんだから撮りなよ。」

と言ってくれた。そして、

「ちょっと点検するんだけど、一瞬構図に入っちゃうけど、時間までには出るから、邪魔はしないから。」

と。本当にそこまで言ってくれると申し訳けないのだが。

そして、ヘルメットや防護具を装着しだした。社員氏は50代。最後の国鉄世代と思われるが、続いて車の中から出てきたのは、まだ20にもなってないと思われる、新入社員だった。

本配属なのか、その辺は聞かなかったが、新人教育っぽい雰囲気であった。凄く地味な持ち場に、不安そうな表情だった。

そして、TC列警のセッティングをして、見張り氏も準備を整え、3人組で線路を歩いてゆく。

下り方へ歩いて行き、上りに移り、点検しながら、向かってくる。

「カンカン、、カンカン」

ファインダー越しに見ると長い棒のようなもので、打音検査のような事をしているようだ。

時々何かを修正しているようだが。




そして、戻ってきて真横を叩いていた時。

「コン...」

何か異状を見つけたらしく、棒の先で回している。ファインダーを見てみると長いスパナのようだ。そして、緩んでいるであろうと思われるボルトのナット部を回してる。レールの締結ボルトなんて、それこそ天文学的な数があろうものを、ひとつ、ひとつ、点検し、瞬時に不具合を見つけ、修正する。その許容偏差がどれくらいかという話は抜きにして、匠の技である。

赤字が累積した、国鉄末期、職員を採用しなかった関係で、JRは40代の層がスッカリ抜けている。空白の世代と言うのであるが。それ以前の国鉄時代からの社員が、そろそろ定年を迎える。杓子定規では測れない職人技というものの伝承が叫ばれているが、まさにその瞬間を目撃した。


JR東日本という会社は、先端技術の先鋒である印象が強いが、現場ではこうした、肌で感じ取る職人技の伝承もしっかり行われているのを目の当たりにした。

VVVFインバーター制御は当たり前となり、伝送系に革命をもたらしたE231系統ではじまり、E233系統で発展したTIMSからE235系のINTEROSへ。技術の最先端を行く傍ら、万年青年であると思っていた抵抗制御の115系もまだまだ活躍していたが、いよいよ引退の時を迎えた。

引退してゆく国鉄世代と、それを受け継ぐ新世代。そんな車両関係と人間関係に出会えた一瞬であった。







2016年4月16日土曜日

日本海までグランドツーリング


今日は2ndをつれて、海までグランドツーリング。こう日本海が見たいというだけで、新潟へ行きたい事が年に数回あるのだが、撮影では行ったものの、目的もなくドライブでは、しばらく行ってなかったので。雪の季節も終わった事だし、関越道を湯沢で降りて、斜めに山中を横切るルートを取ってみた。

湯沢からいつもは津南、松之山から細い国道353号の棚田を抜けるのだが、今日は、津南十日町と回って、252号で海に出てみた。関東では桜は散ってしまったが、日本海沿いは少しでも標高が高ければ、まだ楽しめるようで。今週末が最後か。これは、十日町のJR東日本信濃川発電所の千手発電所の圧力鉄管、サージタンクと桜。



朝、少し出遅れたので、昼食は、十日町で、お約束のへぎそばを食べる。ここに来たら無性に食べたくなる。



α77+SONY24-70F2.8T*

海に出てみたら、昨年、列車撮影に忙しくて、撮り逃していた気になった情景を撮ってみた。なんてことはない、集落へと続く小さな岬を回るカーブであるが、内陸に住んでいるとこう、切なさというか、不思議な感覚にとらわれる一瞬。笠島駅周辺。


α77+SONY24-70F2.8T*

信越本線 鯨波-青海川
α77+MINOLTA 80-200F2.8HIGH SPEED APO

怒涛のように投入が進むE129系。長編成なら画になるこのポイントに2両はちと寂しい。トンネルを正面がちにかまえるポイントから顔面圧縮した方がよかった。115系が来るのではという甘い期待を抱いていたのもあったのだが。


信越本線 米山-笠島
α77+SONY24-70F2.8T*

それでも、まだ115系は健在なようで、リニューアルカラーの青色の3両編成がやってきた

2016年4月10日日曜日

制作を再開


一度制作の手を休めてしまうと、何て事もないような事も再開が面倒になってしまう。25エレのK1FOの3セット目のエレメントの切り離しに入る。スタックで完成してから2か月経ってしまったが、だいたい1本つくるのに3週間かけていたから、6月の伝搬実験がやばくなってきた。移動で出ようと思っていたのだが、どうも、予定がまた合わなさそうな悪寒もしてきた。とりあえず、「間に合わせる」勢いで4本ズバッと行ってしまわないとダメそうだ。加えてローカル局で、タワー工事が入っていたり、タワー解体の話も来ていたりと、重工事も続きそうだ。

2016年4月6日水曜日

吹上桜まつりとEH500

高崎線 吹上-行田
α77+SONY 24-70F2.8T*


今日は4月6日であるから、特別散り急いだ訳ではないだろうが、吹上の桜が満開となった。明日以降は雨となる予報なので、今日がラストチャンスのようで街中は平日だというのに凄い人出で渋滞が発生していた。熊谷に用事があったので、桜祭りで混雑している街中を抜けて、元荒川の桜並木の終点付近に位置する高崎線のフキギョウポイントに行ってみた。ここは、元荒川沿いなどを組み合わせながらジックリと狙うのが良いのであるが、時間がなく、定番カットとなってしまった。

結構な数の普通列車も撮ったのであるが、やはり自分的には異色であり、華であるのは夕方の安中貨物である。EF81やEF510の星ガマが牽いていた頃をもっと撮っておけばよかったとも思うが、無いものねだりをしてもしょうがない。

今日は気温は高かったものの花曇り、しかし写真の空のノリは悪くは無かった。残念なのは毎年の事だが、線路に近い方の桜は花つきがイマイチなのである。特に線路に一番近い所の1本は昨年同様少々、寂しい感じであった。

時間があれば、元荒川沿いから歩いて、もっと色々な角度から沢山、撮ればよかったのかもしれないが、休日は雨だし、今日は平日で、外回りのついでに、ちょっと寄って、撮るだけの時間しかなかったのが残念であった。