やってしまった、トラックコレクション第7弾。ボックス買い(爆)
今回は小生の大好きな冷凍車がお題。
東北道を駆けてゆくトラック達で一番格好いいのといったら、小生的には800ナンバーを下げたお魚を運ぶ冷凍車である。
「八戸800」「函館800」
といったナンバーを引っさげて築地へ向けてカッ飛んでいく姿にはシビれる。
なかなか魅力的なラインナップの今回のトラックコレクション第7弾であるが、不満を言えば、カッコいいお魚屋さんの冷凍車は1台のみ。あとは大手運送会社の冷凍車だったり、冷凍コンテナを背負ったコンテナ輸送車である。
まぁ、ボックス買いしたので、お魚屋さんの冷凍車はもれなくついて来たのだが、もうひとつの不満は4軸低床は全て鉄道冷凍コンテナ輸送車となっており、本来4軸低床車の魅力であるはずのハコ車の冷凍車が全て10輪車であるという事。
しかし、ラインナップをよぉーく見てみたのであるが、シャーシと荷台をコンバートできるのではという結論に達した。
題して4軸低床冷凍車の製作の巻。
コンバートに使ったのは10輪の冷凍車、福岡運輸と西久大運輸の4軸低床のコンテナ輸送車。共に九州系でこちらではあまり馴染みがない事もあって改造のタネ車に。
何処の運送会社を作ろうか迷ったのであるが、ここは小生のコマーシャルの特殊性を生かして、花き輸送のトラックを製作する事に。花き類も夏場の荷痛み防止のため、特に大型車に冷凍機付のトラックが充てられる事が多い。勿論凍らせてしまってはいけないので、設定温度はプラスの20度程度であるが、冬場に使う暖房機能もついているのが特色。もっとも外見は冷凍車である。
で、関東でよく見る運送会社は3社、日本植物運輸、ヤマト物産、鴻巣植物運輸。トラックコレクションのハコが観音開きのみなので、パワーゲート車しか存在しなく、しかも全車日野である鴻巣植物運輸は脱落。残る2社であるが、ヤマト物産の車両はビードのついたアルミ箱の車のみである。必然的に選択肢は日植か。
花き輸送車は生鮮食品ほど気密性が要求される事はなく、むしろ多少の隙間風で通気する位の方が万一エバー(冷凍機)が壊れた場合には都合が良いので、通常のアルミ箱が好んで使われる。日植のようにガッチリした保冷仕様は少数派である。
さて、まずはハコ車の解体。構造は簡単で接着はされていないので、ツメをこじっていけばパーツ毎に外れていく。
コンテナ輸送車もバラしてゆく。トラックコレクションはシリーズ展開の冗長性をもたせるため、これらの取り付けのツメのピッチが同じ場合が多い。コンテナ輸送車の荷台と冷凍車のハコのツメは見た感じピッチが同じようで、これなら移植できるはず。
コンテナ輸送車のシャーシに冷凍車のハコを組み付けてみた。
ビンゴ。
やはりピッタリ組み付いた。ただし、エバーの室外機がエアータンクに干渉してしまうので、これは後で接着する事にする。
本来はここで完成といきたい所だが、ここでひとひねり。日植の大型というとベンツやボルボといった外車が多いのであるが、国産はふそうのようである。中型は日野のようであるが大型のいすゞは見たことはない。
どうもリアリティに欠けるのでキャブはふそうに交換する事に。丁度、海上コンテナのトレーラー用のトラクターにふそうのスーパーグレートがあったので交換。オデコのランプがあるタイプの型で、パワーゲートではない観音開きを良く見かけたので、時代背景も丁度良い。
キャブも組み付けてみた。何とキャブもボルトオンでスッポンとコンバートされてしまった。
結果、完成したふそうの4軸低床冷凍車。、、、じゃない
4軸低床エバーハウス付花き輸送車というのが正しいのか。恐怖のトレーにして1000枚は乗る棚積み仕様である。
細かい事を言ってしまえばエラー部分も多いのであろうが、ひっくり返した時のマフラー配管とかそんなものなのだろうから、目をつぶれるレベル。
ただ、キャブをコンバートされた側のトラクターは、いすずのキャブなのに角形マフラーに三菱マークがついており、モロに不自然。
今回、プリンタ印刷用のデカールシートが届いたので、デカールを貼るだけとなっていた、ツポレフのデカールの余白で作る予定なので、しばし、ツポレフとトラックのプロトタイプと塗装の検証になる。
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