2010年6月20日日曜日

LOVE擬洋風建築

この土日はムラのお役の旅行で東北へ行ってきた。この手の旅行だとあまり観光は期待していないのでカメラを持参せずに大いに失敗した。携帯カメラでもそれなりに雰囲気は伝えられるか。




これは登米市登米界隈の写真。


まずは有名な高等尋常小学校だった建物。今は教育資料館として使われており、当時の学校の雰囲気がよく伝わって来る。


建物は張り出した白いバルコニーが特徴の擬洋風建築に見えるが、塗装されていない建物本体部分はありがちな木造校舎で和洋折衷の趣。



建物内部には当時の教科書等が展示してある。





こちらは警察資料館。警察署だった建物であるが明治期の代表的な擬洋風建築として非常に形が良い。





街中で見かけた医院。医院の文字が旧字。




ジオコレのまんまプロトタイプになっていそうな商店街。

2010年6月15日火曜日

模型の素材

さて、レイアウトの方はどうなったのかと言うと、山の整形。
発泡スチロールを積み上げて山を整形し、プラスタークロスを貼り付けながら形作っていく。小さいながら複雑な地形で、切った貼ったの繰り返しでなかなか進まない。

プラスタークロスを使ったといったら松氏に
「随分いい材料使うね」
等と言われてしまった。
10年前レベルで模型の知識が止まっている小生たちにしてみれば、山の材料は発泡スチロールに、木工用ボンドの水溶液に浸した新聞紙を貼り付けたいわゆる「張りぼて」。その上に当時の定番、TOMIXの「プラスター」を塗ったものだ。小生もはじめプラスタークロスと聞いた時「何てブルジョワな素材なんだ」と思い半分バカにしていたのであるが、使ってみたらこれは便利。適当な大きさに切って、水に浸すだけでドンドン山が整形されていく。しかし、気に入った形にするにはだいぶ量を使うようで、コストパフォーマンスとしては微妙。ただ、広いままズバッと貼る事により、コンクリートの擁壁など、平滑な面の整形に向いているかもしれない。

手元には10年前に買った機芸出版社の「Nゲージレイアウト」「Nゲージブック」等の本があって参考にしているのであるが、雑誌やネット等で見る最近のレイアウトと比較するとかなりイメージが違う。何が違うと言えば、恐らく、その分、今の素材が抜群に良くなっているのだと思うが昔のレイアウトは、ストラクチャーとレイアウト素材が大味で、のっぺりとして見える。何しろバリエーションが少ない。
それらは、トミーテックのコレクションシリーズやKATOが輸入している材料による所がだいぶ大きいと思うが、レイアウト材料で言ってみれば、実感的でしかも作業性が良く、値段もベラボウに高くはない素材が増えた。プラスタークロスしかり、昔はライケンくらいしかなかった樹木も各種フォーリッジ等、、、。レールのベースももはやベニヤをくり抜くクッキーカッター方式は古く、サブテレインシステム等、、、。

しかも、雑誌に載ってはいるけど、地方では実際には容易に手に入らなかったマニアックな素材も、ポチッとPCのボタンを押せば翌日に届く等。やはり隔世の感だ。








試験的にプラスタークロスを使用。簡単に、面白いように形が出来ていくので、ついつい調子に乗って使いすぎてしまった。




小さいレイアウトなので山の部分はご覧のとおり、山ごとズボッツと外れる構造。狭小でクリーニングカーが入れそうもないので、これでトンネル部のレール磨きも簡単。

2010年6月14日月曜日

ダイソーのコレクションケース

松氏より「いいよ」と紹介されたダイソーのコレクションケース。ワイドLひな段というタイプだ。

420円。値段にしては出来が良いか。ちなみに何段かに重ねる事もできるらしい。

本当はベースがひな段ではなく、フラットなものが欲しかったのであるが、在庫で置いてなかった。

複線間隔を取ってレールを2本敷いて、20メートル級の車両が2両ずつ4両であろうか。

小生は下段にフレキシブルレールを敷いてコキ車を載せ、コンテナコレクションに。

シーナリィを付ければ面白いかもしれないが、とりあえず飾るだけなら、敢えてフレキシブルレールをじかに敷くだけというのもシックで良い。

2010年6月13日日曜日

石段街


出歩くコマーシャルでは無くなったので、鉄模の話題ばかりとなっていたが、今日は田植も終わった事だし、大澤屋のカレーうどんが食べたいというので伊香保に。


カレーうどんを食べた後は石段の湯へ。思えば伊香保に来るときは大抵、何らかの会合でベロンベロンに酔っ払っていて石段街をじっくり見る事がなかった。

どうだろう。この急坂にへばりつく狭小な建物のこのギミック。鉄模の題材に使えそうだ。

2010年6月12日土曜日

海上コンテナ積載コキ



久々の更新。

コマーシャルが天王山を迎えていてなかなかレイアウトに手をつけられないので、ここの所はチマチマとトレーラーコレクションの海上コンテナを集めていた。

しかし積載するコキがないなぁなどと思っていた矢先、ジョーシンに行ったらたまたまトミックスのコキ200があったので2両購入。

コキ200は海上コンテナ特にタンクコンテナーに特化した短い車体長が特徴。タンクといきたい所、在庫がないのでまずはトレーラーコレクションの40フィートドライコンテナを載せてみた。
コキ104や106に40フィートを載せると勿体ない印象だが車体の短いコキ200だと両端の隙間も逆に丁度よく、スッキリだ。





20フィートのものは一時期出回った輸入品のバックマンのコンテナ。世界の覇者デンマークのMARSKと梅のマークのアクセントが美しい香港のOOCL。ネットでさんざん流れた加工だがトミックスのコキに積載できるように加工した。

まずは、クレーンで吊り下げた場合等、コンテナヤードの演出に使う物なのか、底板が表現されていたり、スタックしやすいようにポッチリが出ていたりするのであるが、コキへの積載には邪魔になるので除去。
底板は細い精密ドライバーを差し込んで外すのだが、なかなか先端が入らない。ここは傷をつけないように気をつけながら根気よくガリガリと先端が入るまで削る。

先端さえ入れば、こじると底板は外れた。底にはウェイトが仕込んであったがディスプレイでスタックする時は重量感が出ていいのだがコキへの積載には不要なので使わない。後は下辺に残ったスタック用のポッチリをカット。

これでコキに積載できる。

今月発売のリーチスタッカとトップリフターを予約してあるので届けばコキへの海上コンテナの積載シーンが再現できそうだ。

しかし、コキ200のメインの積載物、タンクコンテナーが欲しくなった。