友人の松氏が最近、10年ぶりに鉄道模型にハマっているらしい。スーパーカーブレールを使用した超ミニレイアウトの制作や、グリーンマックスのキットの小田急の車両をタヴァサや銀河のパーツでグレードアップするといった事をやっているらしい。結構安くあがるらしく、小生にも、しきりに薦められているが、緊縮された財政の中、事業仕訳の決裁がなかなか下りない。
昔、松氏なんかと競って車両のグレードアップをしていた頃が懐かしい。写真は当時の車両。EF81。KATOの製品に銀河のアップグレードパーツを組み込んだ物。松氏とウンチクを垂れながら口喧嘩しながら作ったのが懐かしい。
正面は解放テコや、エアーホースを再現。屋根上は純正品を大胆に削り。高圧配線や空気ガイ管をシャープに。パンタバネは廃止して、パンタ下をスッキリ。虫メガネで見たくなるような屋根上の釣り輪を再現。だいたい実物の機関車はひどく汚れているので車体のウェザリングはかなり大胆に。足まわりは泥汚れの蓄積で茶色かかり、屋根上は交流区間でのスパークが飛び散り真っ黒に。
結局、Nゲージながら恐くて走らせられない車両となってしまった。前記事で箱に入ったものは玩具失格などと言っていたが、これぞ遊べない玩具の代表格。
実は正面のエアーホースが一本折れているのだが、学生時代、学園祭にて、禁を侵して巨大レイアウトを走った際の事故の跡。そして何故か屋根上の空気ガイ管も紛失している。くだらない接触事故だったとおもったが、ちょっとぶつけただけで壊れたショックで、以来、この車はまともに走った事はない。
そんな昔の作品を見ていたら、懲りずにまた、やりたくなって来たのも確かだが、やはり、自分の中の決裁は下りない。実は、コマーシャルとしての車を降りた後、コマーシャルとしてのウェブの仕事で頭が痛いのである。しばらく止めていたウェブでの開店準備をしているのであるが、何しろどういう訳か、1ページも1デザインも進まない。昼間の仕事が終わった後、書斎に籠って、椅子の上で考える事しばし、数日、そして数日。
全く駄目。
奥の手。いっそ学生時代のツテのH商会に外注に出してしまおうかなどという発想がよぎったり止んだりで。 いかん、まずは自分の力でローコストに。
で、とりあえずの結論であるが。しばらくは、村めぐりのショートバージョン。丹波山村編の完成やコマーシャルと連動した企画など、しばらくショートムービー、それからこのブログを中心としたエンターテイメント部門に精力を注ぎたいと思う。
故に
模型は今は無理。
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