薔薇ばパンクしたまま走行不能となっていたのであるが。たかが薔薇(笑)ごときにパンク修理代を払うのがなかなか面倒で、放置してあったのであるが、一念発起。自分で交換してみる事にした。結果から言えばそう簡単ではなかった。
まずは前輪を外す。これは簡単である。前輪を固定しているボルトナットを緩めると。ベアリングと、ブレーキドラムごと前輪がスッポッと抜ける。ブレーキドラムは引っ張れば、ユニットごと抜けてる。
外した前輪。クラシック原チャリのお約束。やっぱりとホイールが見事に錆びていた。前に乗っていた 自動君が前輪は交換したはずなのであるが、おそらく、そのバイク屋もこの錆はスルーしたのであろう。
それ以上に8インチのチューブの入手に手間取った。地元のバイク屋を何件か回った後、桶川の大型店、 NAPSでズラリと置いてあるのを発見し、タイヤレバーと一緒に買ってきた。
ホイールはディスクグラインダーの刃をヤスリに交換して、落とす。適当な塗料がなかったので、必殺余っていたシャーシブラックを塗っておく。
結果論から言えば、自分で組めなかった。いや、正確に言えば組みつけまで完了したのであるが、空気入れでいくら空気を入れても抜けてしまう。どうやら組み付けの時にタイヤレバーでチューブを破ってしまったようである。
たまりかねたM村君が手伝いに来てくれ、修理。オフロードをやっていただけあって、パンクの修理も非常に手早い。穴を開けてしまっていた部分を見つけ、修理用のパッチを貼って組み直し。見ていると簡単なようであるが、ビードをはめる時に絶対に焦ってはいけないようである。小生のように焦ると、ホイールを曲げたり、チューブを破ったり、ビードを切ったりと。かなり年季の要る作業のようである。
ショップに出すと工賃5000円くらすとの事で、その辺、車のタイヤ交換と変わらないなぁという感じ。ただ、今回で手順と工具は手に入れたので、次回は何とかできそうなのであるが。