2019年9月14日土曜日

THEブラック企業(1) 序章

 ここにこんな口調で再登場するのは何年ぶりであろうか。長野に移住してからの消息がイマイチ掴めていない人も多かったと思う。何しろ再スタートして独立するための資金を稼ぐ事を目標に自然豊かな信州の魅力を伝えていければと思っていたのだが、今度の会社はそれなりにお金はくれたが、本当にブラックな会社で信州の自然を楽しむどころか、休む暇がなかった。そして違法企業だった。そもそもブラック企業とは違法な会社の事である。

「ロクスケ君、警察に捕まっちゃたよ。困ったな...。」

 その衝撃的な言葉は埼玉で自営業する仲間からの相談というか報告であった。何でも、ある日突然、刑事が2人で現れ、捨てた覚えの無いゴミの写真を見せられ、廃棄物の処理および清掃に関する法律に違反する容疑、つまり廃棄物処理法違反で警察に検挙されたそうだ。幸いにも拘留はされなかったものの、警察署にて記念撮影をし、DNAの検体を取られ、在宅にて起訴され、罰金150万円の決定が下った。つまりこれで立派な前科者である。彼の場合、信用のおけない産廃業者に産業廃棄物の処理を委託したばかりに、河川に不法投棄され、ゴミに身元が分かるものが混じっていたため検挙されてしまったようだ。事業系のゴミの処理にマニフェストは重要である。

 しかし、それにしても今の自分の勤めている会社の現況はどうか?と考えるようになった。この会社は入社以来、3年に渡り、自社所有地とはいえ、バックホーで穴を掘り、盛大にゴミを焼却し、覆土していた。そもそもそのゴミは一体、何処から出てきたのか?何故、運送会社がゴミを燃やすのか?まぁ田舎の運送会社がやっている事だから、これくらいは目をつぶろう。とにかく目先のお金を稼ぐ事に集中していた。

 ところが、埼玉の仲間の検挙の話を聞き、しかもその後、罰則が強化され、法人として違反すれば法人に罰金3億円、責任者個人にも1千万円の罰金を課す事ができるようになった。この強化された規定の中で果たしてこの人たちは一体どうなるのであろう?そしてそこに勤務して給金を貰う事の自分の社会的コンプライアンスはどうなのだろうか?と考える事となった。

 そして、崩壊の序曲は突然やってきた。突如としてB社員が、

「自分と元社員のDr.S氏が共謀して、ゴミで会社を潰そうとしてる」

などと騒ぎ出したのである。全く、根も葉も無い事がよく出てきたものだと思うが、じゃぁ、出る所へ出てやるかと、関連する行政機関に相談というか、公益通報したら。出るは出る。気持ちいいほどに行政が興味を示した。長野県環境部資源循環推進課、長野県警生活安全課、長野労働局、北陸信越運輸局、そして.....税務署。

 行政が入って2ヶ月、それなりに処分が始まったが、開き直っているのか、埋めたゴミはもう元に戻せないからなのか、一向に是正される気配が無い。前回のブラック企業では、動かせなくて苦労して涙を飲んだ労働基準監督署も上級機関の労働局まで巻き込んだ形で、是正勧告が出たが、呆れた態度で食い下がって、直す直すと行って是正する気配が無い。もっとも労働基準監督署の行政指導は勧告だから.....。その代わり、不服を申し立てる事はできない。そこも知ってるのか、ほんとうに嫌な人たちで、時間外労働が115時間超出たり、改善告知違反、未払い残業まで出たのであるが、開き直った態度である。

 こういう話になると皆が気になる未払い残業代がどうなったのか?その部分だと思う。例えば、月に2万出たとして2年遡求と労基は言っていたからおのずと、金額は期待するものであるが支払われた金額は如何に?言える金額であるw。10万円という内容がよく判らない金額が振り込まれていた。

「とりあえず、粘着厨の乞食に手切れ金として情けで恵んでやるから、後は訴訟するなりなんとでもしろ!」

という事とうけとった。Dr.S氏なら、要らないといって返す所だが、ほんとうに困っているからとりあえずは頂いておいたが、何のお金だったのかは今後精査して行こうと思う。全く呆れる話であるが、こんな違法企業は在籍している事が恥ずかしいので、退職届に「貴社違法行為のため」と書いて内容証明郵便にて送付して退職した。

 さて、何故、産廃から労働に急に話が展開したかというと、産業廃棄物を自社地に埋めるような会社は、人の使い方も違法であるという事である。そして、肝心の産廃の方はどうなっているのか、それは次回以降に詳しく話ていこうと思う。





0 件のコメント:

コメントを投稿